海賊版リポジトリHackYourIphoneを使っているデバイスのUDID(個体識別番号)が70万件流出される
iPhoneを脱獄後、HackYourIphoneという海賊版のリポジトリを入れている人を対象に、iPhoneやiPadなどそれぞれに決められている個体識別番号(UDID)がハッカーにより約70万件が盗み取られているという情報が入った。
さらにTwitterで10分に1度のペースで盗み取ったUDIDをつぶやいているという事態になっている。
UDID(個体識別番号)が盗み取られると・・・
UDIDとはそれぞれのデバイスに決められたものがあり、iTunesでも調べることが出来る。iTunesを起動し、シリアル番号というところをクリックするとUDIDという項目に文字が変わり、表示されるようになる。
ではこのUDIDが盗み取られるとどのような問題が起こるのか。
実はこのUDIDでTwitterやFacebookなど、一度ログインしてしまえば再度ログインする必要がないようなアプリによく使われているものであるそうだ。
ということはこのUDIDを使うことでTwitterやFacebookに不正ログインされてしまう場合があるということになる。その他、住所や氏名、電話番号などを簡単に盗み取られる可能性があるということで問題となっている。
盗み取られたUDIDリストが公開される
HackYourIphoneを入れている人のUDIDを約70万件盗みとり、10分に一度のペースでUDIDを片っ端からTweetされるという悲惨な状態になっている。
A bot has launched under the handle @everypirateUDID that tweets out leaked UDIDs. For more info on it, visit https://t.co/XFtsxaV2Ez
— Twi️tter's Nightmare (@CPVideoMaker) October 7, 2014
その他、まとめてリストとなって公開もされているようだ。
約70万件(688,452)件のデータを確認することができる。
一度流出してしまったものであるため、完璧な 対処法というのは手遅れになってしまっている可能性もある。
が、UDIDは自分で変更したりできない、そしてどのアプリがUDIDを利用しているのかがわからないため、データに自分のUDIDがある場合は、TwitterやFacebookなど、パスワードを変更などをするしか方法がないと言われている。