このTweak,FailSafeを入れている状態でパスコードの入力に失敗すると以下のことか実行される

• 機内モードをオフ
• WiFi、位置情報、モバイルデータ通信をオン

例えばたまたま機内モードをオンにしている状態でiPhoneを紛失した時のことを想像して欲しい。

今のiPhoneではiCloudなどを通じてiPhoneが現在どこにあるのかなどということまでがわかるようになっているが、これは位置情報サービスや機内モードをオフにしている状態に限る。

タイミング悪くその状態で紛失してしまったあとに、誰かが携帯を拾い、中を見ようとパスコードを解除しようとする。しかし普通に考えるとパスコードロック解除は失敗するのはほぼ確実であるが、その失敗したときに機内モードが解除され、位置情報サービスも起動し始めたらどうだろう。

その時は確実に何者かがiPhoneを拾ったという事が決定的になる。そしてそうなればその場所も特定できてしまうということにもなるわけだ。

FailSafeが入っているとそういった問題の解決につながるということになる。

注意点

一つ注意しておかなければいけないのは、ロック画面上からもコントロールセンターのトグル操作で機内モードやWiFiなどの操作も行える場合は、設定から解除しておかなければいけない。

そうしなければせっかくのこのセキュリティTweakが台無しになってしまうので設定しておこう。

設定項目

Action after failed unlock

Timer to restore・・・Length of failed unlock timerで指定した時間を過ぎるとまたトグルが元の状態に戻る。
(例えば機内モードオフ、Wifiオフであれば同じ状態に戻る。)

Unlock to restore・・・ロック解除に成功しない限り常にこのTweakが起動している状態になる。
(機内モードオフ・Wifi、モバイルデータ、位置情報サービスオン)

Length of failed unlock timer

上記のTimer to restoreを設定する場合の時間設定。1分から1時間

リポジトリの登録

Cydiaのソース追加で上記のURLを登録する。

3行要約

1.パスコード入力失敗で機内モードオフ、位置情報・WiFi・モバイルデータオン

2.コントロールセンターの設定は忘れずに

3.セキュリティTweak

information

 こちらのアプリはiOSデバイスの脱獄アプリである。脱獄についてはこちらを参考に。