iOS8がリリースされた今、脱獄ユーザーが気をつけておくべき6つの事

iOS8がリリースされた今、脱獄ユーザーが気をつけておくべき6つの事

もうすでにご存じの方も多いとおもわれるが、iOS7.1.2のファームウェアに対しAppleは署名を停止している。これはつまり、iOS7.1.2へのダウングレードができなくなってしまったということを意味する。

 

そこで現在iOS7.1.2を利用中の脱獄ユーザーが注意すべきことを紹介する。

 

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1.更新、復元はしないように

Panguでの脱獄はiOS8.0-8.0.2へは対応しておらず、iOS7.1.2以下のデバイスに限られる。お気に入りのTweakや脱獄アプリを失いたくない場合はiOS8.0以上にアップグレードを避ける必要がある。

 

もしアップグレードしてしまうと脱獄アプリやTweakはまとめて消去されてしまうので気をつけよう。

 

2.脱獄アプリやTweakの入れすぎ注意

Cydiaでは数えきれないぐらい多くの脱獄アプリやTweakが存在する。その中から自分が気に入ったものをインストールすることになるが、無料のものも多いために気に入らなかったらすぐにその脱獄アプリやTweakを削除することもできる。

 

簡単な作業であるが、逆に簡単であるがために多くの脱獄アプリの入れすぎによる問題でデバイスがセーフモードを繰り返すようになったり、起動しなくなったりすることもある。

 

そういうことを考えた上で慎重に扱うことを心がけよう。

 

3.使用していないものを削除

上記でもあるように多くのものをインストールしていると互換性の問題でエラーが生じたり、再起動の繰り返しとなったりする場合がある。
似たようなTweakを2つ入れていて、1つは使っていないということもよくあることだ。そういう場合は使っていないものを削除しよう。

 

その他、試しに使ってみようと思いインストールしたものの、結局現在では使っておらずそのまま放置、ということもあるはずだ。こういうものはきちんと削除しておこう。
Cydiaを起動し、インストール済みのメニューから確認できる。

 

4.ファイルシステムを必要以上に弄らない

脱獄環境であると、iFileやiFunboxなどのファイルマネージャによって、内部を編集したり削除したりすることができるようになる。
通常編集できないところまで編集できたりするのでとても便利なものではあるが、編集した瞬間起動しなくなったりセーフモードを繰り返したり、一部表示されなくなったりと言っている人が多く存在する。

 

常に編集前にはバックアップが必要だが、重要な部分まで弄ってしまうととんでもないことになるので要注意!!

 

5.再起動ループした場合を想定しておく

あるとき突然訪れる再起動ループ。こうなったときは一気に変な汗が出てき、どうすれば良いのかわからなくなったり、このままつかなくなったらどうしよう・・・とまで考えこまされてしまう。

 

このような状態になったら、まずはセーフモード(SafeMode)で起動させてみることを考えよう。再起動ループしている状態でもボリュームボタンを長押ししながら電源ボタンを長押しするとセーフモードで起動する場合が多い。

 

少しタイミングを合さなければならないかもしれないが、セーフモードで起動するような状況なのであれば比較的解決しやすい。Cydiaなどから最後にインストールした脱獄アプリやTweak、もしくは原因であると特定できているものを削除しよう。

 

6.OpenSSHのインストール

SemiRestore7というデバイスを復元させずに脱獄状態で初期化だけさせることができるという便利なPCソフトがある。
このSemiRestore7は現在(2014/09/29)iOS5 – iOS7.1.2までの全ての脱獄デバイスに対応している。

 

脱獄状態でアプリやTweakなどの問題で再起動ループしてしまったり、手に負えなくなったりした場合はこのSemiRestore7でどうにかなるわけであるが、これを使うためにはCydiaから入手することができるOpenSSHが必要となる。

 

つまり通常起動できる今のうちにOpenSSHを入れておかないとSemiRestoreによる復旧はできないということなのでその時のために早めに入れておいたほうが良いということになる。

 

が、このOpenSSHをインストールしてしまうとセキュリティ面での問題があると言われており、具体的には外部からの侵入の恐れがある。

そこでその侵入を防ぐために、iOSデバイスのルートパスワードを変更する必要があるのでOpenSSHを使用する場合はこの点だけ注意しておこう。

 


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