もしも「風船」にも人間と同じような感情があり、自分の意志のままに行動することができたとしたら・・・

言葉は喋れないけれど、言葉なんてなくても風船の感じていることや思い描いていることがとてもリアルに伝わってくる短編映画を今回はご紹介したいと思います。

 

町中を一人ぼっちで歩く風船

周りの人々は友達や家族、あるいはパートナーと楽しそうに歩いています。

しかし風船は一人ぼっち。

どこか寂しそうな雰囲気が感じられます。

 

 

目の前のカップルを羨ましそうに見つめています。

みんな幸せそう・・・どうして僕は一人ぼっちなんだろう・・・。

 

心優しい風船に世間は冷たい反応

書類を落としてしまった女性を手伝おうと手を差し伸べますが・・・

 

 

感謝もせず、温かい声もかけることなく女性は去っていきます。

 

 

途方に暮れ電車に乗っていると・・・

 

行く宛もなく電車に乗り込みます。

 

そしてふと窓の外を見ると・・・

 

 

 

・・・・・!!?

 

 

 

運命の出会いが訪れます。

 

「きっと彼女も同じ思いをしている」「この孤独や寂しさから解放されるかもしれない！！」　そんな感じの感情が伝わってきます。

 

しかし無情にも電車は締まり発車してしまいます・・・。

 

 

彼女を探すため急いで電車を降りる

彼女のいるところまで戻ろうと急ぎますが、人間や町中のいろいろな障害物によって風船はどんどん割れていきます。

 

 

どんなに割れようが探すことを止めようとしない風船。

 

そして・・・

 

 

必死に彼女を探した結果は？！

彼女を探し続けて最後に風船が見たものとは？！

 

 

動画は約10分あります。それではご覧ください。

 

 

切なくもあり温かい気持ちにもなる素敵な動画ですね。

たった10分でこれだけのストーリーが作れるのはすごいことです！

これを見た後は風船が割れる音にシビアになってしまいそう・・・。