WiFried iOS 8とiOS 8.1で起こるWi-Fiのパフォーマンス問題を解決するTweakがリリースされる
Appleは先週Wi-Fiの接続に関する迷惑な問題を修正したiOS 8.1.1をリリースした。この問題とは、Wi-Fiネットワークに接続する時に断続的に接続が切れたり通信速度が極端に遅くなったりするものであった。
この問題を解決できるというTweakがCydiaから無料で登場している。
次の脱獄ツールがリリースされるまではこれで回避
Wi-Fiの問題を解決するにはiOS 8.1.1にアップグレードするしかなかったが、脱獄ユーザーはiOS 8.1.1にアップデートしてしまうと脱獄状態ではなくなってしまうという問題があり、悩まされていた。
しかし、この問題を解決する新たなTweakをMario Ciabarra氏がiOS 8 – iOS 8.1向けにリリースしている。このTweakはCydiaで無料で提供されているものである。
このWi-Fiの接続の問題は一体何が原因だったのか、開発者はこれを細かく自身のブログで説明している。そして、その原因とはApple Wireless Direct Link(AWDL)のpeer-to-peer(P2P)接続が問題であると明かしている。
AWDLはAirDrop,AirPlay,およびP2Pを使用したマルチプレイヤーゲームで使用される。
多くのアプリでスピードテストを実行し、単にコントロールセンターを開き引っ張る。これは、discoverydプロセスがWi-Fiインターフェース上でサービスをブラウズ、アドバタイズする原因となります。このAWDLがブラウズ、アドバタイズを1,2分続けることでWi-Fi速度が一気に減少するのを確認できるでしょう。
Mario氏はユーザーにコントロールセンターからAWDL/AirDropをオフに出来るようにして、問題の修正を行なっている。
このTweakをインストールすることで、コントロールセンターを表示し、WiFiried(AWDL Off)をタップすると、オフ、連絡先のみ、すべての人に加えてWiFried(AWDL Off)の4つ目の項目が表示されていることがわかるはずだ。
iOS 8.1.1以降の脱獄が可能になるまではこれで回避できそうだ。